のれんにとうふ
水兵リーベ僕の泥舟
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Ghost Rider
前回の更新からはや2ヶ月

海水浴場の隅っこにポツンと残された
物置小屋みたいなこのブログ
北風に吹き飛ばされないように繕いにやってきましたよ

テイルズにはすっかりインしなくなりました
聞けば、コングやこのめさんも、もう来てないとか

自分の中で一つの世界が少しずつ虚ろになって
風化していくのを感じます

「世界は終わる、ドッカーンとではなくメソメソと」

と言ったのは誰だったか、忘れちまいましたが
僕の中のTWという世界も
肩を落としてすごすごと退場ゲートへ向かっているようです
手元に残ったのはシッポの切れ端だけ

このシッポの切れ端が
すなわち、哀なのだと僕は思う
悲しみではなく、哀しみ
そして、哀とは冬のことなのです

すっかり寒くなりましたね

あなた(読んでる方がまだいれば)は冬は嫌いですか?
僕は冬が結構好きです

冬が嫌いだとおっしゃる方は
きっと、人間にシッポが生えていることをご存じないのでしょう

吹きさらしの中を襟を立てて歩けば
冬は無数の冬を投げつけてくる
冬=哀=シッポという三角形が成り立つならば(これを冬の大三角形と言う
ビルの谷間に、朝の通勤路に、夜の街灯の下に
たくさんのシッポが落ちていることに気づくことでしょう
このシッポをひょいとつまみあげて
コートのポケットに入れておけば
それだけで手は温まるし
お腹が空いたら、食べてしまっても良いのです
もちろん、空腹が満たされるわけはありませんけど
「さぶい、さぶい。」と呪文を唱えれば
お腹の中にほのかな明かりがついて
仕合せが訪れることでしょう

これが正しい冬の過ごし方、哀切というぬくもりなのでございますよ


ハイ、毎度むちゃくちゃなこと書いております
折角だから、もっとハッパをかけて意味不明なモンを書いてやろうと思います
半分くらいはパクリですけどねっ


終点のターミナルで電車から飛び降りたら
思いの外寒くって、「んっ」という音が勝手に口からこぼれた
コートの襟を立てて、懐手で歩いていた
―キラキラしたネオンサインも、行きかう人々も
コンビニの前でタバコを吸ったことも
夜道で開いた携帯電話の眩しさも
おでん屋の前を通り過ぎた時のにおいも
みんな覚えていたはずなのに
―キミに会った途端に、自分を全部落っことしてしまった
焼き鳥屋のカウンターで左側に座っていたことも
カクテルに入っていたオリーヴの味も
並んで眺めた映画のポスターも
アパートの鍵を開けた時の音も
みんな覚えていたはずなのに
―キミと別れた途端に、やっぱり自分を全部落っことしてしまっていた
ポケットを探るとシッポの切れ端が出てきて
それをずっと眺めていたら、身体の芯まで冷えてきたから
うちに帰って手を洗って、うがいをして、お風呂に入って
ウォッカをラッパで飲んで寝た
その晩見た夢の中の人は、みんなシッポをはやしていた

おしまい



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